F値とは?ボケた写真をとるには!F値を理解せよ
ボケのある写真が撮れない原因はこの設定を理解していないからです。
スマホでは綺麗にボケた写真が撮れないと思い、奮発してせっかく 一眼レフを買ってみたのに設定がよく分からなくて、綺麗に背景がボケた写真が撮れないなと感じた事ありませんか。
こちらのページではカメラ初心者がつまづきやすい、マニュアル撮影では必要不可欠なF値について解説します。
ボケのある写真が撮れない原因は?
答えは:F値の設定を理解していないからです。
目が悪い人は経験したことがあると思いますが見えにくいときに目を細めると見やすいなと感じた事ありますよね。
F値とは分かりやすく説明すると近くから遠くまでを自在にピントを調節する機能です。F値は遠く物までピントを合わせたい時、近くの物だけにピントを合わせて後ろのものをボカしたい時に活躍します。
F値の特徴
前後の被写界深度を調整
F値を変える事でピント調節する範囲が変わります。
被写界深度と言い、簡単言うと前後のピントがあう距離をF値で調節する事を言います。背景をボカした写真や、ピントの合った撮影することができます。
光を取り込む量が異なる
目を細めるとピントが合いやすくなりますが光を取り込む量が減るのと同じで、F値を変えると光を取り込む量が変わる事を覚えておきましょう。
F値を表す用語
F値を開放
F値の数字が小さければ小さいほど目を見開くイメージです。光を多く取り込む事ができるので明るく撮影ができる代わりにボケの効いた写真が撮れます。
F値を絞る
F値の数値が高くなると目を細める感覚と似ていて取り込める光量が少なくなり、暗くなりますが、遠くまでピントが合いやすくなります。
F値の数値
F値のFはfocal(焦点)number(数値)の事をあらわした言葉です。
F値には1,4からF32まであり、レンズの種類によってF値の幅は異なってきます。レンズの縁に記載してあるのでお手元にある方は確認して見ましょう。
『f1.4 f2 f2.8 f4 f5.6 f8 f11 f16 f22 f32』
明るくなるがボケやすくもなる → 暗くなるがピントが全体的に合いやすくなる。
まとめ
F値はボケのある写真を撮るには必ず必要な知識です。
目を細めたりするとピントが合わせやすくなるからF値はボケ感を出したいときにはF値を変えると覚えると分かりやすいと思います。
F値を理解してボケのある写真を撮れるようになり楽しい写真ライフをより送りましょう。